みなさんこんにちは、くしゃるです。

今回はいつものようにチラ裏日記ではなく、ちょっと趣向を変えてチラ裏スキルまとめって感じです。
突然こんなことをする理由としましてはまず第一に眠れないということ。

第二に眠れないけどレベリングする気力も無いということ。

第三に自分がサブでランサーを始める際にとあるブログ様のスキルまとめが大変役に立ち、主観を交えたいい意味でラフな解説がされており理解しやすかったこと。
これからサブでアチャやるよーって人とか、新規さんでアチャやるよーって人とかの目に触れれば、ちょっとだけ役に立たないこともないかもしれないよ、みたいな。

細かい数値とかはwikiにお任せして、あくまでアナログな、人の感覚による使いやすさなどが伝えられたらなと思います。

※スキルは初期段階を習得順に並べていきます。

※Lv54スキル「レストレントアロー」、Lv58スキル「アローレイン」に関しての言及は管理人が習得していないためありません。

・アロー

いわゆる通常攻撃。敵に命中させると若干量のMPを回復させます。
威力が低く、これ一本で敵と渡り合うのはあまりにも厳しいため後に挙げる主砲スキルを覚えてからは基本的にMP回復用に用いることになります。

速射性能というほどのものは無いですがモーションの回転が速く、そこそこ連射が効くため距離が取れていればとどめをアローで差してやると、MPが回復した状態で次の戦闘へ移ることができます。


・後方跳躍

回避スキル。アーチャーに生まれたからにはかなりの頻度で使用することになるため、押しやすい場所にセットしておくことをお勧めします。
回避スキルではあるもののモーション中に無敵判定がついておらず、発動中にも平気で攻撃があたる上、最悪モーションキャンセルさせられクールタイム（以下CT）のみを受ける羽目になります。
敵の攻撃モーションを誘発しなおかつ当たらないタイミングで発動しなければならないため、慣れるまでは結構食らうかと思います。

また、カメラを90度横へ回して後方跳躍を使用することで真横に飛びのくことができ、縦軸をずらすのに役立ちます。というか中盤からは必須の動きです。

CTが7秒と地味に長く、立て続けに攻撃にさらされると回避しきれないので、使うタイミングは慎重に。
紋章によるCT軽減は個人的に必須レベルだと思います。


・コンボアロー

クソスキル。
ほんとにクソスキル。
これショートカットに登録するくらいなら押しやすいところにポーションでも置いておきましょう。

理由は使ってみればわかるかと思いますが、消費MP・モーションと威力、同時攻撃数が明らかにつりあっていないためです。
見た目はちょっとだけかっこいいです、ちょっとだけ。


・ペネトレーティングアロー

アーチャーの主砲その一。スキル発動数で言えばおそらくこれが最も多くなるかと思います。
最大三段階+HPを消費してのオーバーチャージによる高い威力、そして初期状態で4体、さらにスキルランクが上がるにつれ最終的に10体の敵を貫通させることができます。
敵を一列に並べた状態でこいつを撃ち込むことで非常に高いDPSを出すことが可能です。

おまけにCTが5秒と短く、CTが終わるたびに撃っていってもなんら問題の無いスキル。
チャージ中は移動速度が半分になりますが、紋章によりその欠点を打ち消すことができ、さらに威力25%アップの紋章も存在します。
この二つの紋章はアーチャーならば鉄板と言って過言ではありませんので、迷わず取ってしまっていいかと思います、世界が変わります。


・スロウトラップ

敵の移動速度を70%減少させる罠を設置します。
罠系スキルの中では最も設置時間が短いために使いやすいですが、当然状況を選びます。
もともと距離が詰まっている状態で使用しても意味が無いので、基本的にはあらかじめ設置した状態で敵を引っ張ってくる使い方になります。

が、例外として後述のターニングキックによるスタンからこのスロウトラップに繋げることで、敵がスタンから復帰した直後にスロウトラップに掛かり大幅な時間稼ぎになります。
中型mobからタゲを奪ってしまった際に盾の方向へ逃げる時なんかには覚えておくといい連携です。


・ターニングキック

前方に二連続で回し蹴りを放ちます。

窮鼠なんとやら、追い詰められたアーチャーの持つ最後の切り札。
二撃目にスタン性能があり、高い確率で敵をスタンさせます。
リーチこそ短いものの非常に出が早いため、敵に近づかれてしまった際の応急処置スキルとしてとても有用です。

また、本来自分から無闇に敵に近づくのはご法度ではありますが、PT時に魔法職がタゲられてしまった際、大抵は同じ立ち位置（距離）に陣取っているため、こいつでスタンをかまして守るのもちゃんとしたアーチャーのお仕事です。
スレやランサーのスタンはキックに比べて出が遅く、敵が遠くへ離れていくのに追い討ちをかける形になるので非常に当てづらいです。そもそもその過程で轢かれてたりすると後ろに構ってる場合ではなかったりしますしね。
が、アーチャーは魔法職の隣で向かい討つ形でスタンをかますことが出来るメリットがあるのです。

ちなみに地味に威力もそれなりにあり、ペネの半分程度の攻撃力を持っています。


・エスケープアタック

二つ目の回避スキル。
足元に爆発する矢を放ち、それと同時に後方へ飛びのきます。
発つ鳥後を爆発させるスキル。

一見広範囲攻撃に見えますが見た目よりも範囲が狭いため、上手く敵に当てつつ離脱するのは難しいです。
また後方跳躍には若干のモーションキャンセル性能があるのですが、こいつには前のスキルモーションをキャンセルする能力がないので発動にもたつくことがあります。

「あ、欲張って撃ち過ぎちゃったやばい逃げよう」って時にあわてて押しても間に合いません。
あくまでも保険として、あるいはあらかじめ距離を詰められないように用いるのが効果的。
CTも結構長いですしね。

ちなみにターニングキック→各種罠→エスケープアタックのコンボは様々な状況に対応できるので、しっかり出来るようにしておくといいかもしれません。


・反撃

ダウン時のみに使用可能。起き上がり時に弓で周囲をなぎ払い攻撃します。
衝撃性能が高く、結構な率で敵をダウンさせます。

このゲームではダウン中も情け容赦なく攻撃を食らうため、早く起き上がるためにも有効活用するべきスキルです。
って言ってもやることはスペースバー押すだけなんだけどね。


・クイックフィリング

某赤石風に言うところのマシーンアロー。
単発の威力は低いですが、目にも留まらぬスピードで最大7発の矢を連射します。

アローと同じようにMP回復性能があるため、MP回復用に主砲のCT時などに差していくことになります。
連射している間は足が止まるため、結果的に大きな隙を晒すことになるのでご利用は計画的に。
ちなみに速度アップ装備で放つとものすごく気持ちいいです。

七発目の威力が高く、またMP回復は七発目で大きく回復するため最後まできっちり当てていきたいところ。
DPSとしてはアローよりも上なので、敵に隙が出来ている・自分がタゲられていない場合はこちらを積極的に用いることになると思います。


・ラバントアロー

アーチャーの主砲その二。強く弓を引き絞り、敵に大ダメージを与える矢を放ちます。
ペネと同じく三段チャージ+オーバーチャージが可能で、貫通性能が削除されている代わりに威力が大きく上がっています。

例えるならば、ペネは対物ライフル、ラバントはバズーカといったところでしょうか。
紋章により移動速度減少のデメリットを削除することが出来、やはりこれは完全に鉄板。入れてないアチャさんって居ないんじゃないでしょうか。

単体へのダメージはペネを上回るため、中型mobなどではこちらをしっかり当てていくことが重要です。
が、正直な話反動の大きさや貫通能力がないということもありソロ時はペネのが頼りになることが多く、ラバントのCTが終わっているにもかかわらず毒矢を撃つなりしてペネのCTを待つ、という状況になることも多いです。

後述するクイックシュートチェインではペネとラバントの発射後の隙をキャンセルすることができますが、基本的には硬直の長いこちらに使っていくべき。


・ポイズンアロー

毒矢。12秒間の間2秒ごとに敵に固定ダメージを与えます。
この固定ダメージの値が全職の持続ダメージ系スキルの中でもぶっとんでおり、強力なスキルです。

そのレベル帯でのペネトレーティングアロー、固い敵に対してはラバントアローのフルチャージ一発分にも匹敵するダメージを、12秒間で逃げ回ってても勝手に与えてくれます。
また敵に命中した際の直接的なダメージも地味に高く、見た目の地味さとは裏腹に第三の主砲と言っても過言ではないスキル。

中型mobなどHPの多い敵には常に撃ち込んでおくと蓄積ダメージはかなりの量になります。
しかしスキル準備から発射までに若干の時間が掛かり、また発射後はペネと同じモーションの反動があるため、敵の動きをよく見て放つといいかもしれません。

ちなみに他職の毒（設定上厳密には毒ではないので当然ですが）とは重複しないので、すでに毒っぽい感じに緑色になってる敵にも撃ち込んでおっけーです。


・クイックシュートチェイン

縁の下の力持ちスキル。ペネトレーティングアロー・ラバントアローの後にのみ連携して使用可能で、クイックフィリングと同じモーション・速度で5発までの矢を連射します。

このスキルの最大の特徴は、二種類の主砲から即繋げることで発射の反動をキャンセルすることができるということです。
もちろんこのスキル自体を最後まで撃ち切っては隙消しの意味合いが薄れますので、基本的には一発だけ打撃ってキャンセルします。

ズドーｎｼｭｯ　　みたいな感じ。意味わからないですね。とりあえず、後半になればなるほど神スキルだと思う、そんなスルメみたいなスキルです。

ちなみに全部当てきると結構な量のMPが回復するので、状況によってはフルで当ててMP回復ｳﾏｰもぜんぜんアリ。

ラバント→QSC1撃キャンセル→毒矢→ペネ（QSC後チャージ速度UP紋章付与でさらに相性良）のコンボが隙がなくDPSもかなり出ます。
QSCの後に毒矢挟んだらチャージ速度UP適用されないんじゃね？って思うかも知れませんが、この紋章はあくまで「QSCを撃った後、5秒間チャージ速度を早くするバフを付与する」と言い換えることができます。
つまりは5秒以内にチャージにつなげればなんら問題ありません。


・フェイントトラップ

踏んだ対象を気絶させる罠を仕掛けます。
スタンスキルの中でも屈指のスタン時間の長さを誇りますが、いかんせん罠系スキルであることに加えて設置時間が長く、正直な話うーんって感じ。

もちろん爆発性であることでの複数同時スタンというのはかなり貴重な要素であるため十分に実用性はありますが、ただ使いどころが難しいです。
紋章によりスタン時間をさらに増加させることができます。

例のキックからのコンボでつなぐことも出来ます、スロウと違って敵をその場にとどめておくことが出来るので、自分から前衛を助けに蹴りに行った場合などに効果的。


・エクスプロージョントラップ

ある意味一番罠らしい罠。踏むと爆発します。
アーチャーにとって貴重な範囲攻撃スキルであり、キック→エクス→エスケとつなぐことで三連続で範囲攻撃を安定してつなぐことが出来ます。
ソロ時に乱戦になった場合に大活躍するので、覚えておくといいと思います。

威力もそれなりに高く、クリティカルが出ればダメージソースに十分なりえます。
設置時間はスロウより長くフェイントより短いです、まあとっさに設置もギリギリ許せるレベルだと思います。


・アーチャープルーフ

25秒の間、対象の敵に対する攻撃ダメージを10%上昇させます。
このタイプのスキルは基本的に中型mobに使うのは目に見えていますね。
つまるところ、基本的には「25秒間自分の攻撃力を10%上げるスキル」って思っていいです。

当然敵のHPが多いほど使っていく価値があるため、中型戦などではしっかり入れていきましょう。
たかが10%といえども、万単位のダメージが出るチャージショットとなるとその恩恵は大きいです。

地味に失敗することがあるので、100%成功するものではないということを一応知っておいてください。


・デッドプレイ

死んだフリ。
使用後一定時間で敵からのヘイト値を初期化し、ターゲットを切ります。
使用直後からターゲットが切れるわけではなく、地面にころがってから悶え苦しむモーションが終わるころにターゲットが切れます。

それまでの間に攻撃を食らってしまうとアウト、敵に最接近された状態での大ピンチとなります。

私自身当初はネタスキルだと思っていましたが、実際使い始めると思いのほか有用。
タゲがくること自体が命取りになるような後半の中型やIDボスなんかでは、自分の足元にサークルが出てきた瞬間に使ってもいい…かもしれません。

その代わりに他のPTメンバーがタゲられるということですので、自分で逃げられそうなら逃げたほうがいいですね。アーチャーは魔法職よりも丈夫に出来てるので、魔法職にタゲを押し付けるようなかっこわるい真似は個人的にはしたくないです。

あと、リアクション芸として大活躍。


・スパイダーラインアロー

第二のクソスキル。
対象の移動速度を20%減少させますが、効果がマジでわからないレベル。
それに加えて効果時間が思わず「は？」って言ってしまう位短く、あえて使っていく価値がないです。

ただしそれは初期段階での話で、レベルⅡになれば移動速度-60%と大きく化けることになります。
まあ現状日本ではレベルキャップの関係上Ⅱは習得できないので、やっぱりクソスキル。


・コンセントレートスタンス

脳筋スキル。直訳すると「集中の構え」。
左手から中二オーラを漂わせることは集中とは言わない気がしなくもない。

毎秒10のMPを消費し、さらに攻撃速度を-30%させる代わりに力を50上昇させます。
対人時には25%スキルダメージを上昇させます。

攻撃力の伸びが半端ではなく、習得時で約2400攻撃力が増加します。ぱねえです。
もちろんそんなうまい話があるわけがなく、攻撃速度-30%というのは相当なハンデです。

連射速度はもちろんのこと、スキル使用後の反動モーションも遅くなるため、チャージショットなんか撃った日には敵の的になります。
中型を火力でガンガン押すときなどに使っていくにはいいかもしれませんが、やはりアーチャーの取り柄は遊撃性。
常に背後を取り毒矢を入れ続け安定したダメージを与え、前衛がピンチならば駆けつけてダブルスタンで立て直す時間を稼ぎ、後衛がタゲられればすばやくスタンを入れて前衛の到着まで耐える。
そういった役割をアーチャーは担うわけですので、そこを犠牲にするのはちょっと…って感じかな。

一発の火力は他の火力職さんに任せましょう。
ちなみに攻撃速度アップ装備を極めれば常用できるレベルになるそうで、そうなれば非常に、ていうか升レベルで強力なスキルになるんじゃないでしょうか。





こ、こんな感じじゃだめですか…？
初めてアーチャーのスキルを見る人にもできるだけわかりやすいようにと意識はしましたが、やっぱりわかりにくいと思います。

ここまでやっといて何なんですが、自分で触ってみるのがやっぱり一番わかりやすいです。

またこれらはすべて私の主観的な感想であり、スキルの性能を保証するものではありません。


最後に、戦国時代から語り継がれているこの言葉をすべてのアーチャー・アーチャー志望者さんに贈ります。
マビノギ時代の日記でも載せた覚えがありますが、それだけくしゃるの好きな格言です。
学生時代に弓道部やってたりする方は聞き覚えがあるんじゃないでしょうか。





精度・威力・持久力。
すべてを兼ね備えた時、弓は非常に恐ろしい兵器になり得ます。
それだけのポテンシャルを持っていながらも、敵に近づかれれば一切の防御手段を持たない、そんな紙一重の美しさが大好きです。

弓っていいもんですよね。