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ネトゲしたり、落書きしたり適当な日記。現在はネトゲ氷河期のせいか更新が滞りがちです。 IEでの閲覧はブログパーツ類が吹き飛ぶので非推奨です…ってなんかおかしいな。直す予定はめんどくさいからあんまりないです。
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みなさんこんばんは、くしゃるです( ´_ゝ`)

諸事情ありまして、今日は終電ギリギリまで友人二人と学校に残ってもそもそやっておりました。
その日の24時締め切りの課題がまだ終わっていなかったんですね。

んで、うちの大学はほんとに無駄に、マジで無駄に廊下が長くてですね。

うかつに一人でトイレに行こうものなら、もうえらいことになりました/ ,' 3  `ヽーっ
非常口のあの緑のランプしか明かりがなくて、ずぅぅぅぅぅぅぅっと向こうまで無機質な扉が整然と並んでいる光景はチキンをしり込みさせるのに余りある威力を持っておりました。

仕方ないので背中を壁にくっつけるくらいの勢いで蟹歩きしてたんですが、たまたま扉を開けて出てきた教授にばっちり目撃されました。
どう見ても不審者です本当にありがとうございましたくそが



ちなみに廊下を歩いている最中に思い出したのは「テケテケ」です。あれはほんと無理!
怖いことを思い出さないようにすればするほど、もやもやと次々に怖い話が浮かんでくるのはなんとかできないものでしょうかね( ´Д`)


話は変わります。

今日の作業がひと段落して、よっしゃーすぐに帰るぞ!って気分にもならずに、間接照明ひとつだけのロマンティックな4階の窓際で友人と語らっていました。
全員男だけどね/ ,' 3  `ヽーっ

もちろん好きな子の告白合戦とかえっちなお話だとかは中学生で卒業したので、別に普段通りの会話でした。



「お前、東方が馬鹿みたいに好きだけどさ」
「うん」
「何がそんなに面白いの?」


なるほど、確かに言われてみればその通りです。

東方はなぜか好みが異常に分かれるイメージがあるのは私だけでしょうか。
大好きって人と、受け付けないって人と。
もちろん別にどっちでもないって方も居ると思いますが、それは作品そのものをやっていなかったりと関わってすらいないレベルのお話の方が大多数なんじゃないでしょうか。

金曜日の夜に手持無沙汰でやることが無いので、「なぜ東方は好き嫌いが顕著に分かれるか」ちょっぴり真面目に考えてみることにします。

もちろん最終的にベタ褒め東方マンセーにもっていくつもりはさらさら無いので安心してください。
あと、めちゃくちゃ長いので暇で暇でマジでやることが無いときにご覧になって頂ければ幸せです。


ではまず、東方の良い点…と言ってもほかのアニメや漫画にも余裕でありふれている特徴は書くまでもないので除外します。あくまでも「なぜ東方に限って狂信的になる人(いわゆる東方厨を含む)がいるのか」に絞る為です。


①他に類を見ない世界観

物語の舞台となる幻想郷は、別に全くの異次元に存在する世界と言うわけではなく、私たちの暮らしているこちら側の世界のすぐ隣にあります。

幻想郷には、「こちら側の世界で存在を忘れられたモノ」が流れ着きます。

つまり幻想郷では、もうこちらの世界では見ることの出来ない…一面に広がるのどかな田園と、それに隣接する藁葺き屋根の村落で慎ましく平和に暮らす人々。
あるいは、中世ヨーロッパに存在した石造りの大きなお城。
またあるいは、古代に存在した(という設定の)巨大な地下遺跡。

といった、有り体に言ってしまえば古き良き日をイメージさせる世界観なのです。
人々は夏に風鈴をぶら下げすだれの下で昼寝をし、冬に火鉢と暖炉で暖を取ります。

無機質で冷たい風にさらされる現代人にとって、一種の憧れを抱く世界観なのではないでしょうか。



②異常とも思えるキャラ数
東方projectに登場するキャラクターは、旧作と呼ばれる東方紅魔郷より前の作品のキャラクターも合わせると100人を優に超えます。
ただ多いだけとも取られかねないこの数のキャラクターの中に、キャラ被りが存在しないということが大きな長所として挙げられるのではないでしょうか。

もっと具体的に言えば、より自分好みのキャラクターを見つけやすくなる、ということです。

例としてはいささか不明瞭ではありますが、例えばテンプレート的なギャルゲの登場キャラクターには「幼馴染」「ロリ」「姉御肌」「ツンデレ」「不思議ちゃん」「メガネ」が主として登場します。

もちろん作品ごとにキャラクターの細かい性格は変わるのですが、大まかに分類すると上記のようなタイプに分けられます。
そして当然ですが、その大まかな属性は全く被らないか、また被ったとしても2キャラが限度であることが殆どです。

憶測で物を言ってしまいますが、あなたにも上の属性から一つ選べと言われれば、あまり長い時間悩むことなくこれだ、と決められるものがあるのではないでしょうか。
それが即ち最も自分の好みに合った属性であり、もちろんシナリオや細かい性格・設定の差などで順位が入れ替わることがあっても、第一印象としてはその属性がトップにくるかと思います。

そこで問題となるのが、前述のキャラの少なさ。例えば自分は幼馴染タイプの子が好きなんだけど、なんかこのゲームのこの子は違うなあ…そうなった瞬間に、もうそのゲームで自分の好きな幼馴染キャラは一切登場しないも同然なのです。

しかし東方projectでは、上のおおまかな属性からさらに細かいキャラ分けが「同じ世界観・舞台で」成されています。つまり、自分の好みに最も合った理想的なキャラクターを見つけ出せる確率が、一般作品の比ではないのです。

例として、私自身例が述べやすいこともあり「ロリ」属性を持つキャラクターとその細かな差を、簡単に箇条書きで並べますと…


レミリア・スカーレット
空回りする威厳/背伸び/強い

フランドール・スカーレット
無邪気/無垢/強い/ヤン属性有り

チルノ
天真爛漫/アホの子

大妖精
常識人/保護者


無垢/臆病/ご主人様愛/にゃ~ん

伊吹萃香
天真爛漫/強い/酒豪

ミスティア・ローレライ
いじられキャラ/不遇

因幡てゐ
大嘘つき/デレると素直?

四季映姫・ヤマザナドゥ
尊大/お説教/権力もち

秋静葉
おっとり/姉

秋穣子
臆病/妹

洩矢諏訪子
ロリババァ/強い/神様

比那名居天子
尊大/ドM/親が権力もち

キスメ
素直/素朴/純情

古明地さとり
不思議ちゃん/クール/姉

古明地こいし
不思議ちゃん/おっとり/妹

火焔猫燐
元気/主人に忠実/にゃ~ん

ナズーリン
ご主人様愛/引っ張り回され

封獣ぬえ
不思議ちゃん/強い/正体不明

サニーミルク
天真爛漫/アホの子/実は臆病

ルナチャイルド
クール/引っ張り回され/いじられ

スターサファイア
常識人/腹黒


といったように、様々な需要に対応できるように万全のシフトが組まれているのです。
もちろんこれは他の属性にも言えることで、自分に合うキャラクターがほぼ必ず一人は見つかることでしょう。



③ほのぼの日常と激しい戦闘のバランス

これは最近のアニメやその他作品でも見られるようになったために、特筆すべきかどうかは怪しい。
しかしいくつか明確な差別化が図られているため挙げることにする。

基本的にほのぼの日常系の世界観なのだが、主人公たちが「異変」を起こした派閥(後述)を成敗するためにかなりガチのバトルをする。

所謂「能力タイプ」バトルであり、登場するキャラクターはそれぞれに特殊な能力を所持している。
ありとあらゆるものを破壊するという直球な能力のキャラクターも居れば、運命を操るといった抽象的な能力、さらには乾(天)を創造する能力といった桁外れの代物すら存在する。そして、幸運を呼ぶ能力という戦闘には役に立たない能力もまた多数存在する。

下手に個人の能力を均衡させず、あえて力の大小を明確に示すことで、「く…やるな…!」などと言った使い古されたベタな戦闘にはならないのである。
弱い者は負け、強い者は勝つ。当然のことだが、ここまで極端な実力差をつけることは珍しい。
それに輪をかけるかのように「種族」という比較的ありふれた設定ではあるもののさらに実力差を引き離す要素を設けている。

また、登場人物の掛け合い(原作)が非常にかっこよく、また奥深いものであることも忘れてはならない。

具体的には、
「自殺をする奴は、悟った賢者か、考えすぎた愚者だけだ。九分九厘、後者だがな(小町)」

「しっかりしろ、この寒さで寝たら殺すぜ(魔理沙)」

「あなたは自分が今までに食べたパンの枚数を覚えているのかしら?(レミリア)※元ネタはジョジョ」
「さあな。和食派なんだ(魔理沙)」

「美しく残酷にこの大地から往ね(紫)」

「歴史ばかり見ているお前には、運命は変えられない(レミリア)」

「そんなことで殺されては困る。私にも生きて守らねばならない方がいる(永琳)」


等の掛け合い、捨て台詞が存在する。バトルもの好きにはたまらないほどよい中二と美少女に似合わない言葉遣いが非常に秀逸。惚れる。

また、戦闘について語る上で前述の派閥についても触れない訳にはいかない。
幻想郷にはいくつもの勢力があり、それぞれに人数の寡多はあれど、個人の力量なども考慮すると最終的にほぼ均衡している。
それぞれの派閥にはそれぞれのリーダーがおり、当然その目的・信念も異なる。

故に規模の大小を問わずしばしば争いが起きることは当然であり、後に述べる二次創作におけるシナリオの自由度に大きく貢献することになる。

もちろん普通に仲間と「このやり方は間違っていたのでは」などと語るのも一興だろう。




④明確に示されたシナリオが無い

原作者であるZUN氏は、あくまでも弾幕シューティングゲームである所謂原作しか製作をしていない。
そしてZUN氏はその寛大な心で全ての二次創作を公式に受け入れて下さっている。

平たく言えば、「私は物語の舞台を提供します。キャラクター達がどのような子なのかといった基本的な情報も提供します。さあ、あとはあなたたちがこの舞台と人形を使って好きなストーリーを展開して行ってください」というスタンスなのだ。

一般の作品の二次創作では、キャラクターの相性……まぁぶっちゃけてしまえばカップリングなのだが、それはある程度固定されてしまっている。
シナリオ上どう考えても関連性のないキャラクターは、どう頑張っても接点を作り出すことが不可能な為である。

しかし東方projectには、「この子とこの子はこのように出会って、こうこうなエピソードがあって仲良くしています」といった設定はほぼ無い。いや、全くない。
例え登場する作品(いわゆるナンバリング)が別であっても、彼女たちがどこで何をしているときに出会うのかは完全にユーザーの想像に任せられており、どの子がどの子と出会って仲良くなることも許されるのだ。

これにより、自分の好きなキャラクター二人を絡ませたらどうなるのか、あるいは友人のお気に入りと絡ませたらどうなるのか。
そういったシチュエーションの想像/創造が非常に容易であり、かつ幅が広いことが大きな長所となるだろう。






以上の四つが、東方projectに熱狂する人間を生み出す所以であるのだと私は考えます。
特に「この作品のこのキャラが大好きだ」というこだわりが無い人間が東方に興味を持つと、自分が理想とするキャラクターに出会う確率が高くそのまま定住してしまうという現象が起こり得るのではないか。

その定住に一役買うのが、その平和な世界観とメリハリを利かせバランスを保った戦闘シーンなのではないか。




では逆に、どうして東方を肌から拒否反応が出るというほどに拒む人が同時に存在するのだろうか。

結論から言ってしまえば、それは前述の四つの長所が長所と取れない状況にある場合、それが限りなく耐えがたい短所となって跳ね返るからに他ならないのではないかと私は思う。

簡単に言ってしまえば、好みに合わなかった、と言う事だが、先ほどの長所はどれもよくも悪くも非常にアクが強い。目をつぶって我慢すれば、他はなんとか…の「目をつぶって」がそもそも不可能なレベルに達する可能性もあるのだ。

具体的なシナリオが存在せず、本当に核となる情報のみを与えられるというのは、純粋に「物語」としてアニメや漫画、ゲームを楽しむ人にとってはただただ異常にシナリオが薄い弾幕シューティングゲームにしか成り得ないのは明白である。


特に100人を優に超えるキャラクター数は、既にお気に入りのキャラクターが居る人間にとっては無駄に似たような属性のキャラクターが何人もぞろぞろと列を成して出現することに他ならない。
例えそのようなキャラクターがおらずとも、意気込んでWikiを見たとたんに100名以上の名前が飛び込んできたのでは、覚える気が失せるのも全く当然である。

またこれはここで述べるべきか判断に迷うところではあるが、所謂「東方厨」と呼ばれる空気を読まないファンが居ることも現状である。
全く無関係な動画にも関わらず、ただのウサギが出現しただけでウサギをモチーフにしたキャラクターの名前を叫び、キャラクターの名前の一部や全部が同音異義語として出現すれば鬼の首を取ったように○○だって!?とまくし立てる。
このようなファンが居ることは、同じファンとしても非常に残念なところであるが現実であり、このような行為を事前に目撃した人は「東方好きな奴にはロクな奴がいない」という考えに至っても仕方がない。

このような理由が相まり、どうしても無理、という方が生まれてくるのではないだろうか。


お互いに不快感を与えないよう、そのような行為はこちらから厳しく自粛するのと同時に、どうかアレルギー持ちの方にも今一度触れるチャンスを作って頂きたいものだ。






なんてね!(メルト風に


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Ruku
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男性
誕生日:
1992/08/16
職業:
学生
趣味:
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自己紹介:
何か言いたいことがあればこちらまで。
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